誰からの振込送金なのか住所氏名電話番号を調べてもらう方法



 銀行振込は便利な仕組みですが、今の銀行振込の仕組みだと振り込みした人の名義でしか
受取人には通知されないため名義が間違っていたりすると誰の振込かわからない場合があります。
振り込みしたことのない人が銀行の窓口ではなくATMやパソコンから振り込みすると
「振り込みする人の名義」「振込先の名義」「別の名義を通知する場合」を混同してしまいます。

 よくあるのが受けとり側の名義を振り込みする人の名義として登録してしまう場合です。
この場合、受けとり側には振り込み人の名義として自分の名前が記載されているという
よくわからない状態になり、誰が振り込みしたのかが判断できません。

 その場合には以下の方法により振り込みした銀行にある情報を通知してもらうことが可能になります。
もちろん個人取引で相手が絞れるのであれば、その相手に聞いてみるのが早いです。

この方法の目的
自分に振り込みした相手の、口座情報または振込時に登録された電話番号等の情報を銀行に教えてもらう


ゆうちょ銀行・郵便局の照会手数料
成功した場合−0円(作業にかかる手数料は徴収されない)
成功しなかった場合−0円(作業にかかる手数料は徴収されない)


具体的な「振込送金人内容照会」の依頼方法について

1.通帳の印字など、どの振込送金に対しての依頼するかを確認します
振込の特定をまずします

2.自分の銀行の支店窓口に行きます。
支店窓口がないネット銀行の場合はその銀行のコールセンターに電話します。
ゆうちょ銀行の場合、貯金業務を取り扱う郵便局でも可能です。

3.窓口又は電話にて「振込送金人内容照会」をしたいと伝えます
必要事項を聞かれます説明します。多くない取扱ですので話を聞くところから開始します

4.「振込送金人内容照会」の依頼をします
手続が可能であれば窓口の人が話を聞き、用紙の記載を依頼されますので記載します。
本人確認が必要ですので、証拠となる通帳や明細と共に証明書類を提示します。
相手が承諾しない場合は内容通知がされないことを説明され理解し手続きします。

5.銀行間の手続が行われます
受付した銀行では、送金振込元の銀行に「振込送金人内容照会」の依頼を受理したことを通知します

6.相手銀行と振込送金した名義人間の手続が行われます
相手銀行では、送金や振込のデータを調べ電話や文書で名義人と連絡がさられます。ネットの銀行では電子メールの場合もあります。
「承諾」の返答があれば、相手の情報が通知されます。
「不承諾」「無視」の場合は照会不可の旨が受付した銀行に通知されます。

7.依頼した人に結果が、各銀行より知らされます

「振込送金人内容照会」用紙のみほん
「振込送金人内容照会」用紙


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