振込送金先銀行口座の電話番号住所等連絡先を銀行に照会できる手続



 ヤフオクなどのオークションやツイッターなどのSNSでも個人取引でも銀行振込が活発です。
しかしながらヤフオクなど比較的利用者管理しているサイトではない、スマホのフリマアプリと
呼ばれている利用者やツイッターでは簡単に利用できる反面、連絡が取れなくなる事例も多いです。
相手の住所がわからない、メールアドレスが変わった、アカウントが鍵になったり削除されたなど
連絡が途絶する場合には、銀行振込を利用していたのなら銀行経由で連絡を取る最後の手段があります。

 その場合には以下の方法により振り込みした銀行にある情報を通知してもらうことが可能になります。
もちろん個人取引で相手が絞れるのであれば、その相手に聞いてみるのが早いです。

なお、相手と連絡できず、銀行経由での連絡先の紹介にも応じず、振り込みした資金の返却を求める 組戻の手続にも
応じない場合でメッセージを相手に送りたい場合は 銀行口座の通帳にメッセージを送る方法(振込詐欺返金拒否対策)
も試していただき、それでもダメなら詐欺行為として警察や弁護士等と相談してください。

この方法の目的
自分が振り込みした場合の相手の口座の所有者の連絡先を銀行に教えてもらう


ゆうちょ銀行・郵便局の照会手数料
成功した場合−0円(作業にかかる手数料は徴収されない)
成功しなかった場合−0円(作業にかかる手数料は徴収されない)


具体的な「振込送金先確認照会」の依頼方法について

1.通帳の印字など、どの振込送金に対しての依頼するかを確認します
まずはどの振込の照会をするかを特定します

2.自分の銀行の支店窓口に行きます。
支店窓口がないネット銀行の場合はその銀行のコールセンターに電話します。
ゆうちょ銀行の場合、貯金業務を取り扱う郵便局でも可能です。

3.窓口又は電話にて「振込送金先確認照会」をしたいと伝えます
必要事項を聞かれます説明します。多くない取扱ですので話を聞くところから開始します

4.「振込送金先確認照会」の依頼をします
手続が可能であれば窓口の人が話を聞き、用紙の記載を依頼されますので記載します。
本人確認が必要ですので、証拠となる通帳や明細と共に証明書類を提示します。
相手が承諾しない場合は内容通知がされないことを説明され理解し手続きします。

5.銀行間の手続が行われます
受付した銀行では、送金振込元の銀行に「振込送金先確認照会」の依頼を受理したことを通知します

6.相手銀行と振込送金した名義人間の手続が行われます
相手銀行では、送金や振込のデータを調べ電話や文書で名義人と連絡がさられます。ネットの銀行では電子メールの場合もあります。
「承諾」の返答があれば、相手の情報が通知されます。
「不承諾」「無視」の場合は照会不可の旨が受付した銀行に通知されます。

7.依頼した人に結果が、各銀行より知らされます

「振込送金先確認照会」用紙のみほん
現在は、用紙の仕様は変わっている可能性もあります
「振込送金先確認照会」用紙


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